コトリカタリ

オットさんとオリさんとコトリの物語 一汁一菜の目覚め

はじめての

生後50日を迎えました。

どんどんと成長するコトリさん。

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授乳後のげっぷタイム。

オリさんの肩に顔を埋めてぐーぐー寝てるコトリさん。

頭を一生懸命起こして、なにかを一心に見つめているコトリさん。

オリさんの顔に頭をガンガンぶつけてアーウーってお話ししてくれるコトリさん。

この瞬間がたまらなく幸せなのです。コトリさんの頭の匂いをクンクン嗅いで、柔らかなほっぺにチュウをして。

「あー幸せねーっ。」

 

1ヶ月検診はクリア。完全母乳で体重増加は49.8g/日と激大きくなってます。

自宅計測で現在5150g!ご立派ですw

 

はじめてのドライブ!はじめてのお散歩!はじめてのお買い物!お外デビューを重ねております。

 

お宮参りにも行ってきました。世界遺産登録が決まった宗像大社へ。じぃじとばぁばとオットさんと5人で並ぶはじめての写真。あぁ、家族になったんだなーと感慨深く。

 

が、お外に出だした途端にコトリさんのお鼻がジュルジュル。風邪を引かせてしまいました。熱は出なかったので良かったですが、ハスキーな泣き声はなかなかカッコよかったよw(苦しそうでかわいそうでした…)

 

50日目を境に急にお兄さんになりました。

生活サイクルがだいぶ整ってきて、22時半に就寝、朝の5〜6時まで寝るようになりました。その後再びおやすみ、起床は10時頃です。

これでおっぱい足りてるのかなーと心配になるくらい。

お母さんも一緒になって寝ていたら、寝不足どころか寝すぎです。

 

表情もとっても豊かになってきて、顔を近づけるとにっこり笑ってくれたり。

なんてカワイイ!!

ごきげんな時は手足をバタバタ動かしながらたくさんお喋りしています。

なんてカワイイ!!!!!

オットさんはまだ意思疎通のできないコトリさんにヤキモキしてるようです。

お父さんとも遊んであげてねー

 

いろんなことが少しずつできるようになって、

コトリさんにとっては毎日がたくさんの「はじめての!」に溢れているんだよな。

お父さんにとお母さんにも「!」を一緒に見届けさせてね。

 

今も隣で甘えた声で泣いてます。

なんてカワイイ笑

お母さんはぎゅーってします。

 

Ori

無痛分娩のネガティブな報道について思うこと

cottori.hatenablog.com

前回の投稿は勇気がいっただろうなと思うオットです。

本人は思い出したくないでしょうからね。

僕は途中から一緒に居たのですが、
本当にオリさんがキツそうでつらそうで、その場に僕が居て良いのかどうかが分からなかったです。

自分が風邪を引いたり、しんどいときって誰かに声をかけてもらうとか、邪魔くさいじゃないですか。
どっか行ってくれって感じでしょう。

だから、あの時僕、居て良いのかどうか本当に分かってなかったんです。

ああいう時、旦那が出来ることってないんじゃないでしょうか。
あると思ってたら、それはおごりのような気がします。

出産に関して、男性は何も出来ないんだなと痛感するのです。

産後もそうかもしれません。

いくら、多少の手伝いができようとも、
産むのも母。
おっぱいをやるのも母ですし、
産後のしんどさを日々の中で取り戻していくのも母親本人しか居ないですし。

それでも、なんとか力にはなりたいと思っていますが。

その産後については、
無痛分娩を選んだことにより、自然分娩よりも早く回復出来たようには思います。
ただこれは、初産ですし、他の方法を試したことがないので、誰にもわからないことでしょう。

前回オリさんが言っていたように、
自然分娩を選んでいたら、出産も産後ももっと大変だったかも知れませんし。
出産自体を耐えられていたのかどうかも分かりません。

無痛分娩について、最近ネガティブな報道が相次いでいます。

もちろん、それで死者も出ているわけですし、
障害が残っている方もいるわけで、ニュース自体が悪いとは思いません。

ですが、あたかも無痛分娩は危険だという目線からの報道には、
それはどうなのか?という思いがあります。

日本では、無痛分娩での出産自体の母数が少ないので、
隔たりはあって当然でしょうが、
それでも、そこだけピックアップして危険だとするのは間違いだと思うのです。

危険なのは、無痛分娩以外の出産でも変わりなく、
母体にも胎児にも、出産というものは命がけです。

よりよい方法があるなら、
それをもっと広めていくのがお医者さんの役割でしょうし、
それをもっと認知させていくのが報道の役割でしょう。

その循環がなければ、
たとえその方法がどんなに良くても、
広まっていかないですし、
それを推奨するお医者さんも増えない。

そのような社会にはなってほしくありません。

無痛分娩があったからこそ、
出産を決意できた方もたくさん居らっしゃるはずですから。

今はやはり、病院・クリニック自体を自分でよく探すしか方法はないと思いますが、
無痛分娩を選択していて、こういう報道でネガティブになっている方がいれば、
自分でよく調べて選んだ病院だったら大丈夫ですよとお伝えしたいです。

あなたの選択が間違っているわけではありませんと。

コトリが、およそ2kgぐらい大きくなり、
その成長速度に驚いているオットでした。

無痛分娩 こうなった

出産から24日が経ちました。

無痛分娩でのお産、正直思い出したくない…ほどの体験でしたが、記録として残しておきます。

 

計画分娩のため、予め決められた日時に入院。朝9時に病院到着。

最初の診察。この時点で子宮口は1.5㎝、3日前の健診時から変わってない…。順調に進行すれば、この日の18〜19時までには産まれるとの当初の予定でしたが、先生からは「う〜ん、今日中の出産は難しいかもねー。」とのお言葉。まだまだ出てこないんだー、と余裕をぶっこいてました。

ここで子宮口を開くための生理食塩水が入ったバルーンを挿入。6㎝まで開くと自然に落ちてくるらしい。

まだまだ時間がかかりそうとの事で、オットさんは一旦お仕事へ。

 

病室へ移動。入院着に着替え荷物の整理。

人生初の浣腸。直後に溜め込んでたものが大爆発w

 

10時の診察

ここから1時間ごとの診察を受けるのですが、階下の診察室まで階段を下り自力で歩いていくようにとのお達し(子宮口開くために動かさせるみたいです)。この時点では余裕だったのですが、この後大変なことに笑

子宮口は1.5㎝のまま。

 

11時の診察

子宮口2㎝。

手術室にて麻酔を入れるための管を入れる処置。背中に麻酔を打って、管を差し込んでる模様。なかなか入んないらしく…3度ほどチャレンジしてたような。違和感はあるけど別に痛みはなし。

 

病室にて胎児心拍とお腹の張りを計測する装置を装着。赤ちゃんは元気いっぱい。すこーし陣痛が付いてきたような。

 

12時の診察

子宮口2.5㎝。お腹いたい。お昼ゴハン食べたのかな?おにぎりをかじったような、あまり記憶なしw

 

13時の診察

子宮口3㎝。お腹が張ってくると流石に痛い。なんとか耐えしのぐ。

 

13:23病室にて

1回目の麻酔4cc。これで痛みから解放される!と麻酔に期待するが… 多少は弱まったものの劇的に痛くなくなるって予想は甘かった!!

 

14時の診察

歩いて診察室へ。麻酔が効いてきたのか左足の膝がガクガク。危うく階段転がり落ちそうだわー!ってことで帰りは車椅子に。子宮口4㎝。

オットさん病院に戻ってくる。

 

14:40病室にて

かなりのお腹の張り。痛い!赤ちゃんの心拍が急激に低下。心配するが、次第に戻って一安心。

 

15時の診察

子宮口5.5㎝。目安の6㎝までもうちょっと。あと1時間経過を見ることに。

 

15:20病室にて

3回目の麻酔。えっと2回目はどこで入れたんだっけ?笑

 

16時の診察

子宮口7㎝。このまま陣痛分娩室に移動。

16:23 4回目の麻酔。

16:45 痛みが激しい。もはやここからの詳細な記憶はなし。陣痛が途切れなく来て(休んでる暇なんてなかった気がするんだけど、どうだったのかな?)ただただ叫びながら、オットさんの腕にすがりついていました。

 

ここからいったい何時間経ったのか、自分では全くわからない…

助産師さんに腰をさすってもらいながら励ましを受けながら。

ほんとに痛かった。辛かった。もう辞めたいって何度も泣き叫んでた気が。

 

いよいよ分娩ってなって、オットさんも一時退室。分娩の体制を整えて気づいたら先生たちもなんか着替えてて笑

 

立会いの予定でなかったオットさんもここまで来たら、ってことで立会いを選択したみたい。実際側にいてくれなかったらどうなってたことか。

 

張りが来たら

大きく深呼吸を2回

もう一度大きく吸って、イキむ!

もういっかいイキむ!!

はい力を抜いて

っていうのだけをとにかくやらなきゃ、で繰り返して。

先生の「あと1回で出てくるよっ」という言葉にどんだけ嘘つくねん!とか思いながら…

 

気づいたら産まれてました。18:52 2,670g。

遠くで赤ちゃんの泣き声聞こえてたんだけど、

カンガルーケアで胸に抱かせてもらったんだけど、

正直なところそれどころじゃなくって、感動とかとは遠いところにいました。

 

何をされてるのか全くわからないまま、産後の処置もすごい気持ち悪かった。

 

だんだんと意識も戻ってきて、

あぁ赤ちゃんが無事で良かった

私にも産めたんだ

っていう安堵がどどーっと押し寄せてきて。

凄く疲れてて眠たいんだけど、寝ちゃダメっ!て言われて耐えてた気がします笑

 

どれくらいそのままだったのかな?

おじいちゃんおばあちゃんとか家族がみんな会いに来てくれて、コトリくんとご対面。

病室に戻ってオットさんと2人になってようやくホッと一息付けたような。

凄く疲れてたはずなのに興奮してたのか、その晩はほとんど眠れませんでした。

 

ということで、ほとんど何も覚えてない、とにかく長い一日でした。

思ったより早くお産は進んで、陣痛が始まってから7時間程度。初産にしては早い方でしたが。これだけの壮絶な体験は他にはないと思います。無痛でこれだったんだから、自然分娩で産んでるお母さんたちはどうなっちゃってるんだ?

体質もあって、私自身が特に痛みに弱かったんだと思いますが、改めて母親って凄いですね。

 

いま隣でフニャフニャ言っているコトリさん、なんて愛おしい。

 

糖質制限による順調な減量と近況

先週から本格的に糖質制限を再開しました、オットです。

 

今のところ順調で、すでに2kgの減量に成功しております。
目標体重にはまだまだですが、好きなものを食べられているので苦労は無いです。

 

夜は基本的にこのような食事を

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パンではありますが、小麦粉のパンではなく、いわゆる「ふすまパン」と呼ばれるものです。
以前買っていたホームベーカリーがあるので、それを使って作っています。

 

このふすま食パンを1.5斤分作り、8等分にすれば、
夜2枚で4日分の晩御飯が完成です。

 

具材は、毎日同じもので、チーズとベーコンとレタス。

 

それとプラスして、具沢山のお味噌汁。
もちろん、ジャガイモや人参は入っていません。

 

お昼は、お金がかからず、手間もかからないのを考えて、納豆を基本とした食事に落ち着いています。
納豆だけを大量に食べて、はたして健康に良いのか悪いのか分かりませんが(笑)、
納豆大好きなので、これで大満足の昼食となります。

 

さて、オリさんはというと、
玄米ご飯とお味噌汁に付け合せという、一汁一菜生活を続けておりますよ。

 

流石に、オリさんが僕と同じ食事では満足できないでしょうから、今は二人、お味噌汁以外は別々の物を食べることになっています。

 

コトリは元気に育っております。
毎日のように顔が変わるので、どれが本当のコトリなのか分からなくなります(笑)

 

僕はきっちり6時間、眠らせてもらってるので、
夜中の授乳のため起きるオリさんに、なるべく楽してもらえるように出来ることはやりたいと思っています。

 

どんなにコトリが泣いても(僕は気づいてないですが、コトリは泣いてるらしい)熟睡できてる自分が怖いです(笑)

 

この2週間があっという間であり、ずっとコトリと一緒に居たような気もするし、
本当に3人で家族になったんだなという、ちょっと変な気持ちになるオットでした。

おっぱい星人 生後17日

こんにちは。母業3週目に入りました、オリさんです。

コトリさんを迎えての3人暮らし、想像していた壮絶な睡眠不足…なんかにはならず、日々淡々と過ぎていっています。

 

コトリさんは日中&就寝前ぐずぐず甘えんぼタイムを発動して、ひたすらおっぱいを要求するおっぱい星人と化します。

 

おかげで体重も3400g越え?(自宅計測)、お顔もお腹もまんまるになってずっしりと重たくなってきました。

 

オムツも早くもサイズアウトのようで

新生児用小さめ(3.5キロまで)では小さすぎるし新生児用(5キロまで)はブカブカだし…で、しょっちゅうお着替えする羽目にw

 

しかし夜中はぶっ続けで3〜4時間寝てくれるので、オットさんもオリさんも熟睡です。ありがたい!

 

そして、オットさんは退院後の家事を一手に引き受けてくれています。

上げ膳据え膳状態で本当に感謝です。

そろそろ普通の生活に戻るべく、徐々に動くようにしなきゃと思いつつ、

このどさくさに紛れて家事はオットさんにお任せしちゃおっかな〜笑

 

お家に帰って最初に出してもらったお味噌汁がとっても美味しくって…いつの間にか家の味ってできていってるものなのかなーと、なんだかしみじみしました。

Ori

産まれました ママ編。

無事に産まれてきてくれました。

 

今日から母子同室開始です。

この世に生を受けて3日目。

たくましく生きている我が子を前に、

あなたに会えて本当に良かったと、

ただただ感謝しています。

 

前回のブログで、パパからの最高のラブレターを受け取りました。

出産に関してはいろいろ壮絶な体験をして…、その事については追い追い詳しく書いていこうと思いますが、

 

世の中のオットさんへ

どんなにおぞましい姿を見せられたとしても、2人の子供を産み出すために妻は生死をかけてがんばっています。

温かい、優しい言葉が、なによりの回復のお薬です。

 

あなたに会えて本当によかった。

ありがとう。

 

Ori

愛する

産まれました!

 

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5月19日

18時52分

2670g

元気な男の子です!

 

ただただ母子共に健康で良かった。

それしかないです。

 

細かい事はまた後日になるでしょうが、今はオリさんが無事で良かったと、心から思います。

 

産まれた我が子を愛おしいと思える日は今日ではないですが、妻を愛していると今日は感じるのです。

 

面と向かっては言わないですが、僕にとってのオリさんは、やはり愛おしい人なのです。

 

我が子を愛おしいと思う日も当然来るでしょうが、今はオリさんが無事で本当に良かったという安堵感に包まれています。

 

オリさん、良く頑張りました。

 

みんなで幸せになりましょう。大切にしますのでこれからもどうぞ宜しく。

 

そしてコトリさん、これから元気にどうぞ宜しくね。

 

オット